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「彼氏がいる」と言うと、他人からはそれだけで幸せ認定されるものですが、「彼氏がいるからこそ生まれる悩み」もたくさんありますよね。
はたから見たら仲がよさそうで幸せそうに見えても実は悩んでいたり…。
カップル間の問題は本人たちしか知りえません。
彼に本音が言えないとか、喧嘩が絶えないとか、浮気されている、などなど本当に悩みは様々です。
まわりの友人に相談したくても逆に惚気と捉えられたり、「彼氏がいるだけいいじゃん」と的外れな回答が返ってきたり…。
恋愛に関する悩みは尽きない上に、なかなか解決するのが難しいものです。
今回はたくさんの悩みの中でも多くの女性が抱えがちな、「彼氏がいるのに寂しい」という問題についてみていきたいと思います。
彼氏がいるのに寂しい原因は?
まず「彼氏がいるのに寂しい」という状態はなぜ生じるのでしょうか?
彼氏が出来るとウキウキしたりお洒落をする気になったり前向きな気持ちになったりするのも事実ですが、逆に大半の女性は彼氏がいるとその分悩みも増えます。
彼の態度やラインの文面などで一喜一憂し、「自分は愛されていないのではないか」などと悩み始めるのです。
その原因はずばり「期待」です。女性は相手に期待しがちです。
「恋愛における男女間での全てのいざこざ」は、ほとんどこれが原因ではないかと思える程、
‘期待’というのはやっかいな感情なのです。
実際に女性が彼氏に対して寂しいと感じる言動を挙げてみましょう。
細かく分ければ色々あるとは思いますが、主にこの3つに絞られるのではないでしょうか。
・連絡が遅いもしくは来ない
・頻繁に会えない
・愛情表現をしてくれない
いずれも、これに対して寂しいと感じるのは女性側が「彼氏だからこうするべき」という期待を勝手に抱いているからです。
「付き合っているのだから毎日連絡を取るのが普通」
「本当に好きだったら忙しくても時間を作るはず」
「昔は好きとか言ってくれたのに…」
これらは全てまさに「THE女性脳の考え方」です。
「彼氏はこうしてくれるもの」「彼氏なんだからこうしてほしい」という期待を勝手に抱き、相手がその通りに動いてくれないから寂しく感じるのです。
しかし男性にはこのような考え方は基本的には理解出来ません。
もちろん中には女性脳の男性もいますので、そういった男性とであれば多くの女性が望むようなベタベタ甘々な恋愛が出来るでしょう。
ただ大半の男性はそうではありません。
「用事がある時にだけ連絡すればいい」
「友達との約束やジムや趣味の時間も彼女との約束と同じくらいもしくはそれ以上に大切」
「好きとかいちいち言わなくても一緒にいるんだからそういうことでしょ」
と思っています。
彼氏優先思考になってしまう女性からしたら信じられませんが、むしろ「彼女だから、付き合っているから、他の人より扱いが雑でも大丈夫」くらいに思っている男性もいます。
まぁ、その考えの通りに動いていると大半の女性からはフラれるでしょうから、世の中の男性陣も「出来るだけ連絡するようにしたり、会う予定を決めたりする努力」をしています。
極端に言ってしまえば、男性脳の男性にとってこれらの行動は、「全ては彼女を怒らせないためにしている」と言っても過言ではありません。
それほど男性と女性では恋愛に対する考え方が違うのです。
「彼氏が相手をしてくれなくて寂しい」と感じている女子は、まずこういった「男性の心理」をよく理解しましょう。
彼氏から放置された時の対処法。寂しさや辛さを感じないためには?
よくネットなどで、「寂しいと感じる時は自分磨きをする」とか「趣味をつくるといい」などというアドバイスを目にします。
もちろん効果的ではあると思いますが、「あなたの根本的な考え」を変えない限りは他のことをしていても結局は一緒です。
ジムで汗を流していようがつい彼のことを考えていたり、気分転換に映画を観ても終わった瞬間にはスマホを気にしていたり、友達と旅行に行っても彼とだったらと妄想してしまったり。
特に女性は「同時に複数のことが出来る生き物」なので、気を紛らわせようと思ってもありがたくないことに「器用にどこかで彼氏のことを考えてしまう」のです。
ですから、まずは意識的に自分の考え方を男性脳に寄せていきましょう。
この作業は、女性脳の持ち主にとっては非常に難しいことです。
理解しようと思っても、「そうはいっても…」と結局自分にとっての当たり前に当てはめてしまうのです。
先ほどの例で言うと、
「同時に複数の事が出来ないとは言ってもトイレで1通ラインくらい送れるはず」とか
「忙しいって言ってるけど、ジムには行ってるしその時間で私に会えるでしょ」とか
「言葉に出してくれないと伝わらない!」といった具合です。
この気持ちはとてもよく分かります。
頑張って男性脳で考えてみようと思っても、「でもやっぱり…」と女性脳の考え方に当てはめて不安になってしまうということはよくあります。
男性脳を理解するには、「度が過ぎるくらい楽観的」になることが秘訣です。
女性は自分で不安を作り出して悲劇のヒロインになりたがる傾向にありますが、連絡が来なかろうが、全然会えなかろうが、好きと言われなかろうが、「私は愛されている」と自信を持ってください。
ネガティブに考えても事態は好転しません。
ポジティブすぎる位が男性の考え方を理解するための第一歩ですよ。
彼氏がいるのに寂しい時の対処法まとめ
「彼がこうしてくれない」という女性の悩みは、全ては「こうしてくれるはず、こうしてくれるべき」という期待を裏切られたから感じるものです。
でもその期待はあなたが勝手に生み出したものであり、彼との共通認識ではありません。
自分が一方的に作り出した考えで自分自身を不安にさせているなんてバカらしいと思いませんか?
逆に言えば、自分の考え方次第で「その恋愛において幸せ」を感じることが出来るのです。
まずは、‘自分が彼女である’という事実に自信を持ちましょう。
連絡や会う頻度や言葉では相手の男性の愛情は量れません。
まわりに不安になることを言われても鵜呑みにしないことも大切です。
「彼に選ばれた自分」と、「自分を好きでいてくれている彼」を信じていれば、必要のない不安な感情に左右されることはありません。
せっかく好きな人と両想いになって付き合っているのですから、幸せだけ感じていきましょう!