DV男性の見分け方。暴力を振るう人の特徴や態度は?

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彼女を殴る男

 

近年で増加中のDV(ドメスティック・バイオレンス)男性。

テレビやネットで耳にする機会も増えてきていますよね。

 

女性に暴力を奮ったり、言葉で相手の心を支配したり。

女性の弱い立場を利用して、暴力を振るうなどとても許されない行為です。

 

今回は実際にDV男と付き合ったことがある私が「DV男の見分け方や、特徴」などをお教えします。

 

あなたがそんなDV男性の被害者にならないために…。

「彼氏が時々怖い…」「恋人から殴られたことがある」「好きな男性がいるけど、DV男かどうか気になる」そんな女子はぜひ参考に読んでみてください。

 

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DV男性の特徴と見分け方。暴力を振るう男の性格や行動って?

まずDV男性の見分け方ですが、正直「見かけや外面だけ」で判断するのは難しいです。

よほどの「女の勘」というのがある方などではないと、最初の印象で「DV男を見分ける」のは難しいのです。

というのも、DV男性には「最初の印象がかなり良かったり、優しく、人の心に寄り添うタイプ」が多いから。

 

つまり、DV男性は二面性があるんです(もちろんそのような人だけではありませんが)。

 

最初は「困っている時に助けてくれて、私の話を聞いてくれて、とても優しくていい人そう…」と思っていたのに、「付き合い出してみると豹変?!」なんてこともよくあります。

なので、最初の印象で見分けるのは、難しいと思ってください。

 

ただ、特徴がないわけではありません。

過去に付き合ったことがあるDV男性の特徴としてあげられるのは、

 

・嫉妬心が強い

・知りたがり

・束縛傾向がある

・お酒を大量に飲む(晩酌する)

・DV男性の実母に対して暴力や暴言を吐く

・女性関係が多い

・外面が良い

・プライドが高い

・ストレスを家に持ち帰るタイプ

 

などです。

まず、連絡をとり始めたときに、注目して欲しいのが「束縛気質」かどうか。

親や家族、友達の話題を出したときや、誰かと出かけたりといった話題を出したときに、

 

「誰と行ったの?」

「何人で行ったの?」

「その人はどれくらいの付き合いなの?」

「友達ってどんな人?」

「それは男なの?」

 

と、こんな感じで「相手に対しての質問が多い場合」はすこし束縛傾向のあるタイプかもしれません。

束縛傾向の強いタイプは「自分のモノにしたい欲」が強いので、どこまでも足を突っ込みたがります。

人間関係すべてを知ったうえで付き合い出したのに、「周りの交友関係(特に男がらみ)を全て断ち切れ」などと無茶を言います。

 

 

 

そして「外面がよく、女性関係が多いタイプ」も注意が必要です。

 

 

 

また、DV男性はプライドが高いですが、実は自分に自信がありません。

怯えているのです。精神的にもとことん弱いです。

 

私の場合、お付き合いしていたDV男性でとにかく自信がなく「私が誰かに取られること、逃げられること」に怯えている男性がいました。

男親(父親)への連絡さえとらせてもらえない上に、男友達等はすべて連絡先から全消去。

スーパーに行った帰りに少し寄り道をして遅くなると「誰といたんだ」「俺から逃げるつもりだろう」と暴れ狂い暴力を振るいました。

 

外でのストレスにめっぽう弱く、仕事等、日頃のストレスなんかを溜めやすいのも特徴です。

外では我慢をし、家に持ち帰るタイプ。

このタイプの男性は1度「暴力で発散するストレスの吐き出し方」を覚えると、もう止まりません。自分でも止まらないのだそうです。

 

気づいた時には「彼女が目の前で血だらけになっている」という自覚のないDV男性もいます。

 

「お酒を大量に飲むタイプ」も注意が必要で、「晩酌をするタイプ(少しではなく多め)」は特に注意が必要です。

精神的に弱い人間は、お酒に逃げます。

呑んだ勢いで強くなった気になり、さらに「身近で自分から離れないであろう存在(安心している)」に暴力を振るうのです。

 

なかなか「晩酌がどの程度か」とか「お酒を大量に呑むタイプか」は、かなり距離をつめてからでないと分からないとは思いますが、付き合う前の段階で「ちょっとお酒が多い人かな?」と思ったら次の章で紹介することを注意してチェックしてみてください。

 

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DV男性と付き合った私の体験談エピソード

もし、気になっている男性に上述したような特徴が見られたら、以下のことをチェックしてみてください。

 

それは「母親への態度」です。

 

「男性の親に会う機会」なんてなかなか無いとは思うのですが、メールでも電話でも確認できるならばして欲しいです。

というのも、私が体験してわかったのですが「DV男性は実母に対しての扱いが酷い」です。

実母に対して暴言を吐いたり暴力を奮っている場合、あなたが彼と交際を始めたら、いずれ必ず同じ目にあいます。

 

私がそうでした。

 

今まで付き合ってきた男性でDVだった男性はみな、実母への暴言が酷く、暴力も振るう酷い人達でした。

さらには実父までもが、実母に暴力を振るうこともありました。

きっと、そういう家庭で育ってきた為に「暴力しか術を知らない」のだと思います。もしくは、「自分はそうはならない」と思っていても繰り返してしまうのです。

もちろん、そういった家庭環境で苦しみ、同じことを繰り返さないようにと戦っている人たちもいますので、そこは誤解しないでください。

 

ただ、付き合い出してからでないと気付きにくいところではありますが、「母親への態度が酷い」場合には、スっと身を引くことをオススメします…。

付き合い出す前に1度でも男性側の母親に機会があるのであれば、ぜひ、観察してみるべきです。(外面が良いのでそういう部分を隠す場合もありますが、、。)

 

そして、あなた自身に1度でも手をあげたことがあるならば、それは何度も繰り返されます。

 

1度でも手をあげた人間は、やめることは出来ません。

今すぐに別れるべきです。私は何度も後悔しました。

あなたは私と同じ後悔をして欲しくありません・・・。

 

ちなみに同じように「極度のマザコン」も母親への態度が酷いケースがあります(プチマザコンでしたらセーフですが、母親をないがしろにするマザコンはアウト)。

この場合も同じように付き合っていても不幸になるだけですので、付き合わないことをオススメします。

 

 

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彼氏から暴力を受けたら。一度でも殴られた時の対策。

もし、彼氏や気になる男性から一回だけでも暴力を受けたなら近づかないでください。

 

・殴られた

・蹴られた

・酷く言葉でけなされた

・性的に嫌な行為を強制された

・お金を要求されて、断ったら罵声をあびさせられた

・他の友達との関係を批判され、勝手にメルアド等を削除された

 

全て「DV」です。

気になっていたり、好きになっていると、相手が見えなくなってしまうことがありますよね。

 

私自身もそうでしたが、恋は盲目です。

 

女の勘でも、なんでも「少しでもDV傾向があるな」と思った場合は、諦めることをオススメします。

DV被害にあってしまうと「すぐさま彼を捨てて逃げ出せる女性」と「怖かったり、使命感などで逃げ出せない女性」に別れます。

後者になってしまった場合、身も心もズタボロになるまで抜け出せなくなります。

 

私の経験上、これだけは言えます。DVは治りません。

 

男性は、よほどのことがない限り変わりません。変われないのです。(*全員が変わらないワケではないです。変われる人もいます。が、私の経験上では変われない人が圧倒的に多いです)

「彼のことが好きだし、多少の暴力なら我慢ができる。私なら彼を変えられるかもしれない。DVする程可哀想な人なんだ」

DV被害者の女性たちがよく口にします。私も全く同じことを言っていました。

 

「この人は、私がいなくなるのが怖いんだ。だから私がいてあげなくちゃいけない」

「暴力を振るったあと、悪かったと謝ってくれる。本当はこの人はいい人なんだから、私が変えることができるかもしれない」

 

今ならわかります。この考えは間違いです。DV被害者はみな同じことを言うのです。

最初の印象で、見分けるのはなかなか難しいものです。

が、先程挙げたような特徴があるならば、少し立ち止まっていろんな方向から彼を見てみてくださいね。

 

そして、「やっぱりダメだ」と思ったら、即別れましょう。

 

同棲しているなら解消しましょう。

DV男との別れ方は以下の記事にまとめています。

手遅れになる前に「最悪な男」とはキッパリと縁を切りましょう。

 

 

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暴力を振るう男の特徴や見分け方まとめ

DV男性かどうかを初対面で見分けるのは難しいです。

何度かあっていくうちに、特徴を見逃さないようにしましょう。

 

○プライドが高く、自信が無い

○嫉妬心が強く、知りたがる束縛傾向がある

○お酒を大量に呑む(晩酌で飲む量が多い)

○ストレス発散をお酒でする

○実母への暴言や暴力がある

○女性関係が比較的多め

○外面が良い

○外でのストレスを家に持ち帰る

 

などなど。

また、1度でも暴力を振るわれることがあればそれは何度も繰り返されます。

DVは治りません。「私なら」や「私しか」は、DV男性をエスカレートさせます。

1度でも手を挙げられたなら、DV癖があると思ってください。

 

気になっている人、好きな人がDVかも…とは思いたくないですよね。

 

ですが、「付き合ってから」や「彼氏や夫、旦那になってから」では、なかなか逃げられないこともあります。

少しでも特徴、傾向があるならば、一旦立ち止まって、友人に相談したり時間を置いてみると良いかもしれません。