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アウトドア派の人にはなかなか慣れない、博物館や美術館デート。文系の人には身近な存在の図書館も、人によってはデートに誘われると緊張する、縁遠い存在かもしれません。
普段からよく出かける人にとっても、デートとなると少し特別なファッションをするチャンス。
文化的な雰囲気に合う、素敵なコーディネートで上品にデートを楽しみましょう。
博物館にヒールはありか?ひびく“コツコツ”音はNG?
博物館や美術館のような「静かな場所」にヒールはOKかNGかですが、答えから言ってしまうとヒール靴でも問題ありません。
むしろ汚いスニーカーで行く方が場にそぐいません。足に合った「きれいに手入れしているお気に入りのヒール靴」なら、博物館や美術館の上品な雰囲気にぴったりで素敵です。
美術館や博物館は、展示だけでなく建物もクラシカルで品のある場所が多いです。いつもより大人っぽくフェミニンなコーデをしても、浮くことがないですよ。
ただし、脚に合わないミュールや、手入れをおざなりにして金属が露出したヒールは絶対ダメです。
まず、ものすごい大きな音で足音が響きますよね。
折角のデートなのに、周囲から白い目で見られちゃいますよ。
一緒に出掛けた彼も、あまりに大きな音が響いていたら一緒にいて恥ずかしく思うハズ…。
そうなっては好きな人から二度とデートに誘われないかもしれません。
そして、博物館や美術館って意外と歩くんです。足に合わないミュールはもちろん、ゴムが取れて金属が露出したような、手入れが行き届いていないヒール靴では疲れてしまうと思います。
折角のデートなのに、自分の準備不足で疲れてしまっては、がっかりですよね。
気に入っている靴ならば、足に合わないときはインソールで調整して、底のゴムがすり減ったら早めに修理をしましょう。
特にヒールの底の修理は安価だしすぐに完了します。デパートやショッピングモール、大きめのスーパーなどには、鍵の複製や靴の修理を行う小さなショップが必ずあります。
デートの前に靴をチェックして、そこがすり減っているようなら修理に出しましょう。
数分~数十分・1000円程度で完了する修理なので、気に入っている靴ならきちんとお手入れしてあげてくださいね。
「たくさん歩けるほどの足になれたヒール靴」を持っていないのなら、ローヒールのパンプスや、マニッシュなレザーシューズがおすすめ。
展示の多い場合は特に、かなり疲れるので履きなれた靴で出かけましょう。普段スニーカーしか履かない人ならスニーカーで大丈夫です。
わざわざ靴を新しく買う必要はありません。履いていく靴の汚れをしっかり落として、靴紐の交換くらいはしていくといいと思います。
博物館デートでの服装 女子はトップスや顔周りに力を入れて!
付き合いの長い二人なら、別々に展示を見て回ることもあるかもしれません。
ですが、付き合え前の関係だったり、付き合い始めでまだ慣れない二人なら、博物館や美術館では一緒にまわることになると思います。
そして図書館の場合も、二人で隣や正面に座って過ごす時間が長くなりますよね。これらの場所はどこも「大声で話すこと」が禁止されている場所。
小声で話すうちにだんだん距離が近くなることは間違いありません。
近くで過ごすということはつまり、主に上半身や顔周りが主に彼の視野に入るということです!
どんなにキュートなスカートをはいていても、残念ながら注目されるのは待ち合わせの時程度でしょう…。
力を入れるべきは常に彼から見られる上半身や顔周りなのです!
まずトップスは、程よく肌の見える女性らしいデザインが良いです。女性だからこそ身に着けられるデザインが、デートには向いていますよね。
あなたのクローゼットの中から、フェミニンで上品なトップスを選んでみてください。
博物館や美術館・図書館は、幅広い年代の方がいるので、トレンドを追ったものよりも「誰が見ても素敵で上品な流行にとらわれないアイテム」を選びましょう。そうすると、場から浮いてしまうことなく周囲を気にせずデートを楽しめます。
例を挙げるなら、少しだけ広めのVネックのニットやカットソー、首の詰まったノースリーブや、鎖骨の見えるブラウスなど。
肌を露出するポイントを絞って、上品に見えるように加減してくださいね。
アクセサリーも、上品であることを意識しましょう。
大振りのデザインや、華やかなものはそもそも男性受けがイマイチです。特に今回は上品な文系デートコーデ。意識してシンプルなデザインのものを選びましょう。
ピアスは、もしも持っているなら一粒ダイヤのものなどがおすすめです。そうでなくとも、控えめなビジューできらっと輝くようなデザインが、今回のデートコーデにはあいますよ。
ネックレスは長いペンダントタイプよりも、鎖骨あたりまでの短めのタイプがおすすめ。華奢なチェーンで、控えめなトップがついたタイプが上品で良いですよ。
博物館おでかけコーデは展示に合わせたファッションを!
図書館の場合は、上の二章で挙げたシューズ選びと上半身の上品コーデを守れば、それで完璧です。博物館・美術館ならそこから更に工夫をしてみましょう。
観に行く展示に合わせたファッションに挑戦してみると楽しいですよ。
そうすれば、その日の彼の思い出に「あなたがいる展示の風景」が残ることは間違いないです!
日本画や浮世絵がメインの美術展や、博物館の歴史的な展示を観に行くならば、かなり上品で色味も抑えたファッションが合うと思います。
あまりに鮮やかな色は展示の邪魔になってしまいますよ。展示されている作品よりも、ワントーン色を地味にしたようなアイテムを選びましょう。
現代アートや技術的な展示を観に行くならば、華やかなファッションでも平気です!個性的なファッションが好きな人なら、そういうおしゃれをしても大丈夫ですよ。
現代アートの展示は私自身よく観に行きますが、他の美術展に比べてカジュアルなファッションの人がたくさんいます。
年代も比較的若い人が多く、おしゃれな人が多いです。コンサバなファッションの人は少ないので、他の展示よりも“上品さ”を意識しなくて良いですよ。
最近はスマホなどで写真を撮れる展覧会が増えてきました。展示と合うファッションをしていれば、彼も展示と一緒にあなたの写真を撮りたくなるはず…。奇抜にならないよう注意しながら、おしゃれして出かけましょう!
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博物館デートファッションまとめ
慣れない人は悩んでしまう、文系デートのコーデのコツをお伝えしてきました!
アウトドアのデートでは楽しめない、上品でフェミニンなファッションを楽しむチャンスなので、思いっきりおしゃれして出かけましょうね。
カジュアル派の人も、この日ばかりは上品なコーデを意識して、いつもと違う自分を恋人に見せて下さい。Tシャツにデニムではなく、少し女性らしいアイテムを着てみましょう。
テンション高く楽しむスポットではありませんが、穏やかな時間を二人で過ごす事で、お互いの新しい面を発見することができるかもしれません。
おしゃれをして、楽しくデートして来てくださいね。