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「彼氏が外国人で国際結婚をする予定。もしくはもう国際結婚をしているけど、どうやったら外国人の夫との結婚生活が長続きするの?
国際結婚の離婚率は高いらしいから不安だよ。
他の国際結婚をした日本人女性はどうやってこの困難を乗り越えているの?」
もしかしてあなたはそんな風に悩んでいませんか?
彼氏or旦那が外国人だと価値観も違うし、日本人男性と付き合う場合とは「気をつけるポイント」が異なりますものね。
そこで今回は「実際に外国人男性と結婚をした女性」に「国際結婚がうまくいくコツ」を聞いてみました!
以下の記事は彼女からのメッセージですので、国際結婚を考えている女性はぜひ参考にしてくださいね。
国際結婚を長続きさせる秘訣は?
こんにちは、私は今年で国際結婚をして17年目になる女性です。
主人はカナダ出身です。
結婚生活は誰にとっても大きかれ小さかれ問題や衝突がありますよね。
もちろん「やっぱり結婚して幸せで良かった」と思う時もありますが、山あり谷ありだというのが普通だと思います。
結婚式での誓いの言葉覚えていますか?
「幸せな時もつらい困難の時もお互いを信じて共にすることを誓いますか?」
結婚式では誰もが「幸せの頂点」で、あまり真剣に受け止めていないかもしれませんね。
でも、結婚はゴールではなくてスタートです。
国際結婚は正直なところ一般的な日本人同士の結婚とは「言語、文化、風習、習慣、そして価値観」それぞれが違います。
でも違うからと言って悪いのではありません。
私の経験上、難しいと感じることもたくさんありますが「乗り越えられない」というワケでは無いです。
そして、この「価値観の違い」にどのようにアプローチして行くかが国際結婚を長続きする秘訣になります。
それでは今から「国際結婚をうまくいかせる第三の秘訣」をご紹介しますね。
お互いの言語を勉強する
一つ目は「お互いの言語を勉強すること」です。
私の場合、外国の短大に通ったこともあり英語に不自由はしませんでした。
結婚後数年は夫が日本で暮らしていたので(現在はカナダで一緒に生活しています)、夫と周りの同時通訳するのも楽しくいい勉強だなどと思っていました。
が、時間が経つにつれ面倒になって通訳も適当に・・・。
日本で生活する場合、結婚相手にもよりますが、話好きな男性だと周りの日本人の話や笑いについていけないと不満もたまります。
もし自分が反対の立場だったらと思うと可哀そうですよね。
日本語が上手い外国の方だとその点は楽ですが、みんながみんなそういうワケでは無いと思います。
それに、旦那の家族や友人に会うとなると結局英語、あちらの母国語になってしまいますよね。
ですので「自分だけor相手だけ」ではなく「お互いに」相手の言語を勉強する事が必要なんです。
最初は下手でも大丈夫。たどたどしくても一生懸命なら可愛らしく感じるものですよ。
結婚は御国が変わっても「周りの人間関係の重要さ」は変わりません。
いろいろなケースがありますが、お互いがお互いの言語を勉強し取得することでコミュニケーションがより円滑になり、お互いを深く理解できますよ。
それが、国際結婚を長続きさせるコツだと思います。
相手の気持ちがわからないと勘違いやすれ違いで喧嘩になったり、日常生活が静まりかえってつまらなくなります。
自分の意志や意見を伝えたり楽しい日々の話をしたり、やっぱり会話って大切です。
会話がないと一緒に住んでいても、まるで「別居」のようになってしまいますから。
お互いの文化を尊重すること
二つ目は「価値観の違いを理解しお互いの文化、風習、習慣を相手に無理に押し付けないこと」です。
国際結婚となると色々違うものが多く、相手に「一緒にこれもあれもしてみよう」と提案してしまいがちです。
最初のうちはお互い真新しく楽しく感じますが、だんだんと負担になったり嫌になったりしてしまいます。
運が良いことに相手が自分の文化や風習が元々好きであればラッキーなのですが、違うケースの話もよく聞きます。
例として食生活もその一つになります。
相手の宗教上、好み、理由は色々ありますが、国によって「食生活」って大きく異なりますよね。
国際結婚した友人からは「うちの主人はお米よりパンやパスタだから、お米が食べれないのが辛い」なんて話をよく聞きます。
その友人は旦那と話し合い、週に1回は「お米の日」を作っているようです。
このように「話し合い」で解決できる問題もありますよね。
また他にも「うちのはお祈りをされていない物以外食べないから手間がかかるよ」などといった話もよく聞きます。
ちなみに「お祈りされた物」というのは、外国スーパーに行ってパッケージを見ると小さなマークがついてるのに気づきますよ。
そのマークでお祈りされたものかを区別できます。
このような「宗教上の問題」は相手を尊重して、相手に合わせるしか無いですよね。
国際結婚ではこのように「どうしようもない問題」も出てきます。
さて、お互いギャップがある中、自己主張ばかりして相手に押し付けると感情的になり離婚まで発展してしまうので要注意です。
特に子供が出来ると「子育ての仕方」から「しつけ」まで結構違ったりして大変ですよ。
お互いの主張を尊重し相談しながら融通を聞かせ、何事も押し付けず結婚生活を送るのがいいと思います。
優先順位は柔軟に
三つ目は「優先順位をフレックスにする事」です。
マジョリティの外国の方は自分の時間を本当に大切にします。
日本人の私から見ると最初のうちは「お国が違うから仕方ない」と思うのですが、3~4年たつと「勝手だ」と感じることが度々あったりします(笑)
例えば日本では「家族で集まる行事」が多いですよね。
「今日は親戚との集まりがあるから一緒に行かない?」と夫に尋ねると「今日はジムに行くから君1人で行ってきなよ」と返ってきます。
日本人男性だったら親戚の集まりには嫌でも行ってくれると思うのですが、自分の時間を大切にする外国人旦那の場合は仕方が無いことです。
またその他に驚いたのは「外国では子育て中に子供よりも夫を優先しないと離婚されるケースがすごく多い」ということです。
日本では誰よりも子供が最優先になりますよね。
ところが(国にもよりますが)外国人は違います。
「今日はベビーシッターを雇ったから子供を置いてレストランに行くよ」
子供ができた当初、夫のこんな言葉に私はとても戸惑いました。
この時「子供を置いてまで行くの?そんな事できないよ」なんて絶対に言ってはいけません。
「二人で久しぶりにデートね。楽しみだわ。夫婦円満じゃないと家族はハッピーではいられないもんね」
これが彼から求められるアンサーです。
国際結婚して優先順位をフレックスにしないと相手に愛想をつかれ、結婚生活がつまらないものになりますのでこの点も注意してくださいね。
まとめ
国際結婚の3つの秘訣どうだったでしょうか?楽しんでいただけたでしょうか?
国際結婚は辛い事もたくさんあり、正直、私も離婚を考えたことが何度もあります。
でもそのたびに「彼にしかない良いところ」を思い出し、ぐっとこらえてきましたよ。
あと「お互いの気持ち」を徹底的に話し合うようにもしてきましたね。
ケースバイケースですが、国際結婚は本当に大変です。
でも、そこを乗り越える事でお互いの絆が深まりましたし、自分自身も成長できました。
それにその時は大変なのですが、後から振り返ると大変な事が多い分「感動や楽しさも倍」でしたよ(笑)
大丈夫。キツイ事もたくさんありますが、愛する男性と一緒ならきっと乗り越える事ができますよ。
あなたの国際結婚が幸せなものになりますように♪